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2006.01.14

いぶりがっこと民藝

昨夜、土鍋を囲みながら秋田県出身の友人が
「お漬物屋さんに出すのはためらうのだけど、ワインに合うと思うから」と
いぶりがっこをきれいに切って出してくれました。
「昔、旅先で一度口にしたことがあるかな」と、頼りない記憶をたどりながら
一切れ箸でつまむと、顔に近づく前にすでに薫製のこおばし香り。
表面は茶褐色でかたい皮に覆われ、中は程よく熟成されたたくあんの味。
漬け込む前、燻す手間を加えることで、味わい深い濃厚な風味に。
「昔ながらのかやぶきの家屋で、丁寧に燻されて作られているものもある」
と聞き、いつか冬の秋田を訪れてみたくなりました。

山奥の豪雪地帯、今冬のご苦労お見舞い申し上げます。

食後「これなんだかわかる?」と言って差し出してくれたのは、豆粒大のお菓子。
柔な歯なら折れそうなくらいにしっかりとしていて、とても堅く
噛むたびに「ばりばり」とした小気味よい音をたて、甘さがじわじわと口の中に広がっていきました。
「駄菓子」という言葉が見つからなくて、その素朴でやさしい味と
いぶりがっこから連想したかやぶき家屋のイメージから思わず
「民藝!」と叫んでしまい、けれど察しのよい友人はきちんと意図を汲み取ってくれて
「民藝?!そう民藝みたい(笑)。これ香川県善通寺名物の堅パン。美味しくて取り寄せたの。」
といって熊岡の菓子と紙袋に書かれた小さな包みを見せてくれました。

翻って小雨の土曜日、「民藝!」とさけんでしまった手前、近くの日本民藝館まで
足をのばしてみようかな。



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この記事へのコメント
あれ、生(き)の味がするんだよね。ガッキラモッキラ辛抱強く噛んでるとやってくる小麦焼菓子のよい風味。ここ最近お茶の時はもっぱら“民藝”菓子でキメてます☆
また遊びにきてね。それと、今年はおいしんぼ倶楽部にますます力いれようぞ!

注◆ガッキラモッキラ◆
母(秋田人)が固いものに対して使う擬音語
秋田弁として一般的かどうかは未確認。
Posted by wabisuke at 2006.01.15 22:28 | 編集
愉しい金曜日をありがとう♪
次回のバークコレクションも楽しみにしています。
それにしてもガッキラモッキラ、怪獣のようできちんと擬態音。
wabisuke母にもお会いしたいわ~。
ヘイドン殿と歌子ちゃんにもよろしくね。
Posted by marui at 2006.01.16 08:54 | 編集
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