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2009.11.20

インド滞在記Ⅴ ~食~

スパイス
(上記写真 : ダージリンで香辛料・ナッツ・ドライフルーツ類を販売する屋台の様子)

 帰国後に「滞在中は毎日カレーを食べていたの?」と尋ねられました。今回は個人のお宅にご厄介になったので、しあわせなことにお腹をこわすこともなく、和食を懐かしむこともなく、日々新鮮な野菜たっぷりの食事と紅茶をいただいていました。いわゆる日本で想像するカレーに似た料理は、機内で1回、ダージリンから足を延ばした郊外の店で1回、デリーで連れて行って戴いたレストランの計3回ほど。とはいっても日本と違い、あらゆるところに香辛料・ナッツ類は多用されていました。
 例えば、日中にインドの方のお宅を訪ねると、先ず出されるのが、ナッツ・ドライフルーツ数種類と紅茶。あるいはナッツを使った甘いお菓子と紅茶。夕方からお酒と一緒にナッツ・ドライフルーツ類を楽しむことはあっても、紅茶とともに、というのは新鮮でした。
 料理にも香りのものはふんだんに。例えば魚のフライは、香辛料の独特の香りがほどよく効いて食欲をかきたて、鶏の煮込み料理にもスパイスとナッツが、生野菜にはバジルと唐辛子と胡椒を付けて、朝食のデザートには刻んだ生姜とザクロ、といった様子。

 そして「漬物屋です」というと、誰もが日本の漬物に興味を持ってくれた上で、インドのスパイスを多用した漬物を紹介してくれました。味見できたのはほんの一部ですが、マンゴーやパパイヤなど果物の漬物や、香辛料がしっかり効いた野菜の漬物など、どれも個性的な強い味が印象的でした。
 ぬかどこに、生姜・山椒の実・柚子などは入れることもありますが、いつかインドの香辛料を入れても、また面白いかもしれない、などと考えました。

下記写真は、デリーの酒屋で販売されているインド産のワインSULA。太陽のラベルが印象的な飲みやすい味。銀座の、とあるデパートでも販売中とか。

sula
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