--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008.03.24

フルーツトマト

tomato2

 関西出張から帰京すると、杉並区の三幸園さんからフルーツトマトが届いている。収穫日の記された紙とともに、真っ赤なフルーツトマトが箱いっぱいにやさしく包まれている。
 軽く洗って思わず、がぶり。程よい酸味と甘味が旨味を成して口いっぱいに広がる。もうひとつ、と手が伸びてまた、がぶり。おいしいなあ~。

 農薬の使用を極力控え、有機質たっぷりの土。その気持ちよさは、1月に畑に伺ったとき寒さも忘れて思わず裸足になりたかったほど。あのときの苗木が、大きく育ち、実をつけて完熟し、こんなにかわいいトマトに。
 春はここにも届いている。

tomato1
<1月に見学したときの様子>



スポンサーサイト
Posted at 15:23 | 野菜 | COM(0) | TB(0) |
2008.03.15

民藝の食卓から

民藝 門

 先日、届いた手紙に日本民藝館の招待状が2枚同封されていた。何ごとにも行き届いた友人夫妻らしく、資料まできっちり折り揃えて添えられていた。「訪れた旧柳宗悦邸がとてもよかったので」という言葉とともに。

 駒場にある日本民藝館は好きなたてもののひとつ。散歩にもちょうどよい距離。正面向かいにある旧柳邸が復原工事を終えて40年ぶりにお披露目されていると知ったのは、作夏のこと。でも開館当初は一日千人ちかくの人が並んでいる、と聞いて恐れをなしてそのままになっていた。友人の手紙をきっかけに、開館日の第三土曜日に訪れることにする。
 長屋門の重たい引き戸を開けて、玄関先で靴を脱ぎ大谷石のひんやりとした感触に一瞬気をとられたあと、探偵のように五感を研ぎ澄まして屋内をめぐる。意匠の清々しさ、障子越しに射し込む春の光のやわらかさ、初めて入った空間なのに、あたたかい雰囲気にすっぽり包まれてくつろいでしまう。
 
 食卓の中心に置かれている黒田辰秋作の大きな机の前に座る。静謐でありながらにぎやかな気がここにも満ちている。多くの人が愉しい時間をこの食卓で過ごしてきたにちがいない。お料理上手だった兼子夫人の手料理を囲み、民藝という大きくて深い理念の下に集った人々の声や思いが隅々まで染みついているように感じる。
 「柳家の食卓から」という文章で三男の柳宗民氏は、印象に残っている手料理のひとつとしてレッドビーツとピクルスもあげておられる。柳家風にアレンジした三杯酢のレッドビーツと月桂樹を浸したきゅうりのピクルス、どちらもおいしそう。あたたかくなるこの時期に試しに漬けて、頒布会で購入したうつわに盛るのも楽しそう。そんなことを考えながら帰路につき、部屋にあるバタフライスツールを今更ながらしげしげと眺め拭き掃除をする。

 民藝ってなあに?と訊かれたら、うまくは答えられないけど、もしかしたら心をこめて生きることかもしれない。民藝への扉は目の前のひとつの器から、一枚の布から、一本の苗木から、きっと開かれている。こころの扉が重いと感じたら、また民藝館&旧柳宗悦邸へ遊びに行こう!
民藝 本








Posted at 19:05 | 未分類 | COM(0) | TB(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。