--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007.10.26

菱の実

hisi

お世話になっている久留米の方より、菱の実がとどく。
まるで角を生やしたような不思議なかたち。
色は、さつま芋のような鮮やかな赤紫。
ほどよい大きさの実を数個並べると、絵本の中から飛び出したようなユーモラスな存在感。
食いしん坊の血が騒ぎ、早速教えて頂いたように塩ゆでする。
面白いように皮がツルッとむけて、栗のような豆のような芋のような、なんともいえないホクホクとしたおいしさ。
生まれて初めての味、うれしいおやつの時間となる。

調べてみると水草のよう。
この時期では芽が出ないかな、と思いつつバケツの中に泥を入れ水を張り試しに数個埋めてみる。
菱のかたちの葉っぱに、いつか会えるかな。

君がため浮沼の池の菱採むと 吾が染めし袖ぬれにたるかも
柿本人麻呂・万葉集


スポンサーサイト
Posted at 16:06 | 野菜 | COM(0) | TB(0) |
2007.10.20

大根

農家さんより届く野菜が良いと、日々の仕事が明るくなる。
泥を洗う手、皮を剥き切りそろえる担当、漬け込む人、みんな活き活きしてくる。
今週末入荷分の大根は、残念ながら難ありが多い。
葉っぱは立派なので、嬉しくなって泥を洗っていると、見えてくる肌が荒れている。
皮を剥いてみると、どこまでも傷が深い。
理由は、この夏の猛暑と端境期。
せめて「おいしくなあれ」と願いを込めながらひとつひとつの手作業を繰り返している。

種を蒔き育て上げた生産者の方、太陽に向かって葉を伸ばし地中に根を生やした大根。
1本の大根の重さを考えると、わずかでも疎かにはできない。
漬物にはできない部分を、さてどのように頂くか。
ちょうどお腹の虫も鳴く昼下がり、漬物には使えない切れ端を横目に、スタッフそれぞれ
大根レシピを披露しながら作業する土曜日の午後。




Posted at 13:49 | 野菜 | COM(0) | TB(0) |
2007.10.10

在外ぬかどこ

「外国に住む家族にぬかどこを持って行きたいのですが」
「ホテルのコンシェルジェです。お客様のご要望でお訊ねします。外国までぬかどこを持ち帰りたいとおっしゃっているのですが…」
数年前より時々このような質問を頂戴します。
最初はびっくりしたものの、最近ではお客さまに教えていただき
◎ 手荷物ではなくトランクに入れて預けたほうが気温も下がりよい
◎ においのことを考え、念のためビニール袋で二重にした
◎ 昔ながらの方法で熟成したぬかどこは、海外では手に入りにくい
といったことがわかってきました。
国別では、日本の駐在員が多いアメリカ・イギリス、次いで日系人の多いブラジルに
ぬかどこが旅したこともあるようです。
在外でも懐かしい味のひとつとして求められるなんて、嬉しく思います。
ぬかどこの輪がより広がりますように。




Posted at 16:53 | 未分類 | COM(2) | TB(0) |
2007.10.03

数ヶ月に1度、いつもぬかどこを買いに来て下さる方。
小柄な身体から発せられる張りのあるハスキーボイスと江戸っ子らしい独特のアクセント。
ここ数ヶ月の、ご家族とぬかどこの近況報告を聞かせて下さる。
「まだまだお若いんだから、しっかりね。あたしの3分の1の歳もないでしょ!!」
と最後に茶目っ気たっぷりの喝を頂戴する。
秋の澄んだ空気とともに心まで元気になる。

同日同時間、お隣の渋谷区の大学では、真夏に工場見学に来てくださった学生さんたちの
レポート発表が行われていた。
「東京都下で無添加にこだわった食品をつくっているところ」
というテーマに沿って弊社を選んで下さったとのこと。
数多ある漬物屋のなかで見つけて下さって本当にうれしかったです。
どうぞまた遊びに来て下さいね。
cosmos


Posted at 16:03 | 未分類 | COM(0) | TB(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。