2008.09.02

二度おいしい

連日の雷と大雨。枯れてなほ立ち尽くす向日葵に囲まれて、気がついたら9月。
ぶり返した暑さに酸っぱいもので乗りきっている。煮物や炒め物にはお酢を加えて。麺つゆやご飯を炊くときには梅干しを一緒に。らっきょう漬は食卓へ。

先月より、お客さんや取引先の方と「らっきょうの甘酢」が話題に。食べ物話へと脱線してしまうのはいつものこと。でもなぜか今夏の話の中心は「らっきょうを食べ終わったあとの甘酢はどうする?」ということ。「捨ててしまう」というのは少数派。「野菜のピクルス液として使う」「細かく刻んだらっきょうと一緒に加えて、タルタルソースを作って常備する」そして「少しづづ飲んでしまう」という、つわものまで!

我が家でもさっそく再利用。先ず大根を塩漬けし、重しをしてから一晩。その後、水気を軽く切り甘酢に漬けること二晩。歯ざわりのよい即席の「大根甘酢漬」ができあがり。思ったより好評で、らっきょう臭さも気になりません。二度おいしいラッキョウの甘酢。もちろん、甘酢がおいしいことが条件ですが…。
20080902


Posted at 17:35 | 料理 | COM(1) | TB(0) |
2008.04.24

漬物チャーハン

なす、きゅうり、人参、かぶの葉の古漬けを刻み、水気を切ってから、胡麻油&残りご飯&削り節で漬物炒飯をつくる。ほかほかの炒飯は、漬物の酸味とぬかの香りがご飯とほどよく混じりあい手軽な昼ごはんとなる。あたたかくなると食べたくなる漬物チャーハン。今年も何度つくることだろう。

今週は、大きく咲いていた庭の牡丹がとうとう散ってしまった。
その翌日、二羽そろって今年もツバメがやって来る。お客様も見過ごしてしまうような看板も無い小さな漬物屋を、いったいどうやって憶えているのだろう。わたしにはツバメの気持ちはわからない。でもきっと、毎春飛んできてくれるのだから、ぬかの匂いは嫌いじゃないにちがいない。そう思うとなんだかうれしくなる。

Posted at 18:30 | 料理 | COM(0) | TB(0) |
2008.01.30

あまから

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15日の小正月に小豆粥をこしらえましょう、と小豆を家族にお願いしたら、なんと1kgも
買ってきてくれたので、今年に入って小豆を煮ること早3回。
下味をつけずにカボチャと煮たり、ちょっぴり塩茹でしてそのまま食べたり、でも一番は
やはりぜんざい。
きび砂糖と黒糖を加えて煮た小豆にリマコーポレーションで見つけたおいしい発芽玄米餅を
こんがりと焼いて加える。

甘いものの後には、塩からいものが欲しくなる。
今日は、かぶぬか漬けをあわせてみる。実はこの組合せ、はじめて。
いつもは塩昆布ですが、お世話になっているエル・ア・ターブルの方より
「ぜんざいとぬか漬物の組合せおいしいですね」と教えていただき、真似てみることに。
あまからの食べ合わせは、やはりおいしくて、箸の流れを止めるのは、うつわが空っぽに
なった後でした!



Posted at 18:15 | 料理 | COM(0) | TB(0) |
2007.12.22

スローフード・キャンドルナイト

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冬至に荻窪駅前の葉山さんで開催されたスローフードキャンドルナイト。
スローフードすぎなみの皆さんが声をかけてくださりマルイ漬物も参加しました。
ロウソクの灯りのなかでピアノの音色をBGMに愉しい夕べ。
食にまつわる話はもちろんのこと、縦横無尽に話は広がり気づいたときにはロウソクが小さくなっていました。
お料理は葉山さんの料理長のセンスで、目にも舌にも楽しくてレシピをこっそり教えて欲しいものばかり。
杉並区内の農家さんが生産された野菜を使ったサラダやキッシュロレーヌやパスタなど。
栃木県の笠原さんの貴重な国産小麦をつかったピザ生地には、チーズと一緒になんと
かぶぬか漬が載っていました!
これがほんとうにおいしくて、30年以上ぬか漬物を食べ続けていますが、はじめての味にびっくりしました。
チーズ&ぬか漬物という洋と和の発酵食品の組合せは、足し算ではなくて掛け算の発想のようです。
「ぬか漬のピザおいしいですね」とたくさんの方に声もかけていただきました。
(大好評だったために写真に撮る前に無くなってしまいましたが…)
上記写真はかぶぬか漬のカプレーゼ。
こちらも思いのほか美味でした。
一口サイズのカプレーゼは、かぶぬか漬、モッレラチーズ、ドライトマト、バジル、オリーブオイルが口のなかで香りゆたかに溶け合いアクセントの黒胡椒が味をひきたてます。
人のつながり、食のつながり、時間のつながり、たくさんの可能性を感じた夜でした。
みなさんありがとうございました。
Posted at 23:55 | 料理 | COM(3) | TB(0) |
2007.08.31

夏野菜×カレー+チーズ=スープ?

すっかり涼しくなって、めっきり秋の気配。
以前エコマルシェさんに教えて頂いた「奄美カレー」。
奄美大島産のウコンをたっぷり使用したまろやかな辛さのカレールー。
夏の終わりに野菜カレーをと思い、月末作業をしながら鍋で煮込む。
玉ねぎと茄子をよく炒め、湯剥きした完熟トマトをつぶして放り込み、水を加え
かぼちゃ・いんげん・マッシュルームも加え、柔らかくなったところでトマトジュース。
カレールーを溶かして、家中カレーのにおいが充満してもしばらくは我慢我慢。
待つこと小1時間。
熱々のカレーをお皿に盛り、卸したてのチーズをたっぷりかけてできあがり。
肉も加えずあっさりとしているので、どちらかというとスープに近い。

「スープとは慰めである」とは、画家ジョージア・オキーフのことば。
オキーフの菜園料理を再現した本「ラブレーの子供たち」には、彼女のレシピのひとつアヴォカドスープも登場。
カレー粉が隠し味となるこの冷製スープは、「谷崎潤一郎の柿の葉鮨」「武満徹の松茸となめこのパスタ」など、同じく本で紹介されている料理と同じようにいつかは再現してみたいもののひとつ。

8月初めにこの本を贈ってくれた友人は、他にも数冊の本と、カカオ含有率の違うブラックの
ハードチョコレートを数枚同封してくれた。
このハードチョコをカレーの隠し味に少々加え一晩寝かすのもおいしそう。
「このカレーいつもと違うものが入っているの!」
と料理した者のひそやかな楽しみでニヤニヤとしてしまいそうだけど。
rabelais


Posted at 18:00 | 料理 | COM(0) | TB(1) |